うちゅうリブ

メンズリブ的なアプローチで、さまざまな話題を語り合う「うちゅうリブ」の公式ブログです!

親とインターネットと私 ―第55回うちゅうリブ告知―

こんにちは、久真です。第55回うちゅうリブの告知です。

テーマ

親とインターネットと私

日時

2023年11月17日(金)22:00〜24:00(途中参加、退出可)

会費

無料

定員

6名(主催者を除く)

参加資格

どなたでもOK

参加ルール

うちゅうリブでは、安心して参加できる対話コミュニティの実現のため、いくつかのルールを定めています。上の記事を参照ください。

研究協力

今回のうちゅうリブは、東京工業大学男性学を研究する大学院生の小埜功貴@KoKi_OnO_さんによるメンズリブの比較調査研究に協力するため、「参加者全員の同意があること」を条件に、録音・録画します。詳細は上の記事を参照ください。

Twitterで共同主催者の久真八志@okirakunakuma、家来@kerai14、環@fuyu77の誰かにご連絡ください(DMでもリプライでも可)。

Twitterアカウントをお持ちでない方は、メールアドレスuchulib@gmail.comまでご連絡ください。

参加可否の連絡が3日以内に来ない場合はお手数ですが再度ご連絡ください。

参加方法

Skypeでのオンライン開催です。参加希望者には事前に当日のビデオ会議用のURLを共有します。

スマートフォンの場合

事前に Skypeアプリをお手元の端末にインストールし、アカウントを作成しておいてください。

PCの場合

Skypeのアカウントで参加、もしくはゲストユーザーとしてアカウントなしで参加できます。

Skype とは

無料で使えるビデオ会議アプリです。PC、スマートフォンタブレットにて利用できます。

 

オンライン開催における注意事項

ビデオ会議での顔出しはしなくても大丈夫です。

センシティブな話題が出る可能性があります。なるべく一人になれる部屋を使うか、そのような環境がなければヘッドホンやイヤホンを着用し、他の参加者の声が外に漏れないよう配慮をお願いします。

テーマ設定の趣旨

今回は「親とインターネットと私」をテーマに語り合いたいと思います。

親のネットとの関わり方、自分と親との関わり方、自分とネットとの関わり方。

インターネットを一つの軸に、親と自分との関わりなどについて話題が広がるといいなと思っております。

  • 親のネット利用状況:全く利用しない?頻繁に利用している?利用しているとしたら何の用途で?(連絡手段としてだけか?SNSで交流しているか?動画サイトやまとめサイトなとを見ていたりするか?)
  • 親がネットに触れることで変わった点はあるか? 逆にネットに触れないことで自分がサポートしなければならないケースが発生していないか?
  • それらを通して自分にあった影響はあるか?
  • 自分のネット利用やスタンスとの違いはないか?

こういった話題を語り合えればと思います。

奮ってご参加ください。

背景

先日「ネット右翼になった父」(鈴木大介)という本を読みました。筆者は中年の男性ルポライターで、父親が亡くなる末期にネット右翼コンテンツに嵌り、非常に関係が悪くなったという後悔から本は始まります。 当初は「現代日本における高齢男性の右傾化」といった分析で父親の姿を捉えていた筆者ですが、かつては韓国や中国にも親和的であった父がなぜそのようになったのか、死後しばらくしてから納得できず調べはじめます。 そうして家族や父の知人に話を聞いて回るうちに、当初考えていた分析が一つのレッテル貼りに近いものであり、父には父なりの人間性や思想があり、いわゆる「ネトウヨ」像には当てはまらないこと。そして息子である著者が、父と互いに理解しようとする姿勢が十分でなかったことに思い至るところで本は終わります。

ネット上の右翼系コンテンツの支持者は男性が多いと言われますが、本作では父の調査を通して該当コンテンツと男性アイデンティティとの親和性について語られています。また父と息子の間の困難についても半ばエッセイ的に深く掘り下げられています。メンズリブ的にも興味深いテーマが取り上げられおり、おススメの本です。

ただ親とネットの関係は必ずしも右翼系コンテンツの摂取だけではありません。親がネットを利用することで、あるいはしないことで世代の違いを感じたり、意外にもネット生活を親が謳歌していて驚いたり心配した経験は、何かしら皆さんあるのではないでしょうか。そんなエピソードや、思うところについて話してみたいと思いました。

(推奨図書)※読書会ではないので必読ではありませんが、時間があればぜひ読んでご参加ください。