まとめ
当日は、「優越感」をテーマに、参加者個人がもつ優越感や、それが生活や人間関係にどのような影響を及ぼしているかを中心に話し合いました。
周囲との成績や学歴を比較したうえでの優越感、特定の他人(友人)に対する優越感、SNS上で「炎上」した人を見て感じるシャーデンフロイデ的な優越感…さまざまな話を聞くことができました。優越感ゆえに、「劣っていると判断した他人と付き合いたくない」(その人と付き合うと自分の「格」が下がる)状態になったり、優越感ゆえの奇妙なプライドが邪魔して周りとのコミュニケーションに齟齬をきたす、という話もありました。
また、優越感と自信とはどう違うのかという話題にもなり、他人との比較を通じてもたらされるのが優越感、過去の自分との比較の中でもたらされるのが自信、ではないかということ、過去の達成感ある出来事が優越感になるか自信になるかは、育った家庭や周囲の環境の影響が大きいのではないかという話にもなりました。
優越感自体麻薬みたいなものでその感覚を覚えたら捨てられない、という意見もありました。確かにそんなところがあり、トラブルにつながらないよう、うまく付き合っていきたいと思いました。