うちゅうリブ

メンズリブ的なアプローチで、さまざまな話題を語り合う「うちゅうリブ」の公式ブログです!

生物学的性差についてどう思う? ―第47回うちゅうリブ告知―

こんにちは、家来です。次回うちゅうリブの告知です。

テーマ

生物学的性差についてどう思う?

日時

2022年11月25日(金)20:00〜22:00(途中参加、退出可)

会費

無料

定員

7名

参加資格

どなたでもOK

参加ルール

うちゅうリブでは、安心して参加できる対話コミュニティの実現のため、いくつかのルールを定めています。上の記事を参照ください。

研究協力

今回のうちゅうリブは、東京工業大学男性学を研究する大学院生の小埜功貴@KoKi_OnO_さんによるメンズリブの比較調査研究に協力するため、「参加者全員の同意があること」を条件に、録音・録画します。詳細は上の記事を参照ください。

申し込み

Twitterで共同主催者のの環@fuyu77、久真八志@okirakunakuma、うちゅうじん@jimmynicol88888、家来@kerai14の誰かにご連絡ください(DMでもリプライでも可)。

Twitterアカウントをお持ちでない方は、メールアドレスuchulib@gmail.comまでご連絡ください。

参加可否の連絡が3日以内に来ない場合はお手数ですが再度ご連絡ください。

参加方法

Skypeでのオンライン開催です。参加希望者には事前に当日のビデオ会議用のURLを共有します。

スマートフォンの場合

事前に Skypeアプリをお手元の端末にインストールし、アカウントを作成しておいてください。

PCの場合

Skypeのアカウントで参加、もしくはゲストユーザーとしてアカウントなしで参加できます。

Skype とは

無料で使えるビデオ会議アプリです。PC、スマートフォンタブレットにて利用できます。

オンライン開催における注意事項

ビデオ会議での顔出しはしなくても大丈夫です。

センシティブな話題が出る可能性があります。なるべく一人になれる部屋を使うか、そのような環境がなければヘッドホンやイヤホンを着用し、他の参加者の声が外に漏れないよう配慮をお願いします。

テーマ設定の趣旨

今回は「生物学的性差についてどう思う?」というテーマで語り合いたいと思います。

職場などにおいて、次のような言説を耳にしたことはありませんか?

  1. きれいな表を作成する仕事は女性のほうが向いている
  2. 女性はマルチタスクが得意である
  3. 力仕事は男性に任せるべきだ
  4. 男性は商品のスペックを重視するが女性はそうではなく、接客・営業においては顧客の性別によってアピールのしかたを変えるべきだ
  5. 男性は所作ががさつである傾向があるため(感染症対策における)職場の衛生管理に一層気をつけるべきだ
  6. 女性の筆跡と男性の筆跡はおおむね異なっている

僕は以上のような言説を耳にするととてもモヤモヤします。まず第一に性別によって決めつけるような言い方をしないでもらいたい。特に僕自身の属する性別である男性の能力を低く見積もる1.2.5.のような言説は不愉快です。しかしながら、もしも本当に女性と男性の心理や行動に根本的な差があるのなら、それを踏まえた対応をする4.などは理に適っているのかもしれないと思うときもあります。

女性と男性の心理や行動に差があるとして、それらは社会的に身についたものでしょうか。それとも生物学的なものでしょうか。身体的に明らかな性差については生物学的なものでしょう(だからといって3.のように性別によって一律に役割を振り分けることが即座に正当化されるわけではありません)。しかし心理・行動における性差は社会的なものか生物学的なものか判断するのが難しそうです。僕個人として思うところを1つ挙げると6.の筆跡は確かに性別による差がありそうですが、社会的規範のみによってそこまで差が出るとは考えにくく、生物学的な要素が大きいのではないかと感じてしまいます。

心理・行動における生物学的性差は、特にジェンダー論の枠組みにおいて正面から論じられる機会の少ないテーマです。日常における素朴な実感を語ることが、ともすれば差別に繋がりかねないナイーブな話題だからでしょう。

しかしながら日常において、上に挙げたような「女性と男性は生まれながらに違う」といった前提をやんわりと採用している言説(俗説含む)を耳にする機会は決して少なくないはずです。何を信じ何を疑うべきか。生物学の専門家ではない僕に明確な判断基準はありません。きっと多くの人が同様のモヤモヤを抱えながらこれまでの人生を生きてきたのではないでしょうか。

差別に結びつきやすく、普段なかなか語りにくい話題だからこそ、クローズドな場において語り合えるうちゅうリブのテーマに相応しいのではないかと思い、今回は生物学的性差というテーマを設定しました。

あなたはこれまでの人生において、生物学的性差に関する言説(俗説も、きちんとした研究成果も含む)とどう向き合ってきましたか?

みなさまのご参加をお待ちしています。 

※注意

今回のテーマである生物学的性差は、素朴な実感を語ることが差別に繋がりかねないナイーブな話題です。

僕を含め、ご参加いただく方のほとんどは生物学の専門家ではないと思います。科学的に何が正しく何が間違っているかを議論する場ではないという点を予めご了承ください。うちゅうリブはあくまで個人の経験と主観を語り、聴く場です。俗説と思われるような見解に対しても、過度に否定せず互いの主観を尊重しましょう。

また僕を含め、特定の属性に対する偏見を含む発言をしてしまう可能性があります。もちろんそういった見解を述べることは自由ですが、その属性の当事者である他の参加者から不快感の指摘があったにも関わらず、同様の発言を繰り返すことはやめましょう。また生物学的性差を根拠に特定の性的指向ジェンダーアイデンティティのあり方に対し排除的な言説を展開することは、うちゅうリブとして支持しません。話の流れがそういった方向に傾いた場合は、運営メンバーが制止することがあります。