こんにちは、環@fuyu77です。
第23回「うちゅうリブ」の開催内容を告知します。
第23回「うちゅうリブ」開催内容
日時
2020/8/22(土)20:00〜22:00(途中参加、退出可)
参加方法
Skypeでのオンライン開催です。参加希望者には事前に当日のビデオ会議用のURLを共有します。
PCの場合
Skypeのアカウントで参加、もしくはゲストユーザーとしてアカウントなしで参加できます。
注意事項
ビデオ会議で顔出しされるかどうかは各自のご判断にお任せします。
定員
10名
会費
無料
テーマ設定の背景
コロナ禍をきっかけとして、194X年のフランス領アルジェリアの港湾都市オランでの架空のペスト禍を扱ったカミュの『ペスト』(1947)が再びベストセラーとなっていて、ミーハーな私はこれをきっかけに初めてカミュ作品を読んでみたのですが、本格的な内容で驚きました。
カミュの『ペスト』読んだ。これはビビりましたね。カミュっていうと「不条理文学」だからカフカみたいなのかな?と思っていたけれど、正統派のリアリズム文学だった。ストーリー展開の派手さはなく、鋭利な文体の中に、時折深い叙情を感じさせる描写が切り込んで来てジワジワとした感慨がある。
— 環 (@fuyu77) 2020年7月20日
主要キャラの掘り下げと関係性、おそろしく味のある会話の台詞回しが最大の魅力かなと感じたけれど、コロナ禍を実際に経た後でも極めてリアルに感じられる架空のペスト描写にも驚愕する。カミュ、パねえっす。翻訳を通してでも底知れない力量を感じた。
— 環 (@fuyu77) 2020年7月20日
形式としては奇抜なところのないリアリズム文学で、それでいて人によって解釈が分かれそうな点は多く存在しているので、読書会の題材として最適な印象を受けました。
物語上の解釈はもちろんのこと、パンデミックの様子もリアルに描かれているので、今回のコロナ禍と関連した語り合いもできるかと思います。
興味のある方はお気軽にご連絡ください。