こんにちは、家来@kerai14です。第14回うちゅうリブの告知です。今回はせいろん@ceylon005と家来の2人が主催です。よろしくお願いします。
第14回「うちゅうリブ」開催内容
テーマ
リーダーになりたい?
今回のうちゅうリブはリーダーシップというテーマについて、みなさんと語り合いたいと思います。
日時
2019年7月27日(土)19:45~21:45(途中参加、途中退出OK)
場所
大久保地域センター 3階会議室C
参加費
100円(会場代)
定員
10名
申込み方法
せいろん@ceylon005または家来@kerai14まで、TwitterのリプライもしくはDMにてご連絡ください。
Twitterアカウントをお持ちでない方は、メールアドレス uchulib@gmail.com までご連絡ください。
テーマ設定の背景
リーダーは、男性に求められる、典型的な“男らしい”男性像の一つです。
伊藤公雄は93年の著書『〈男らしさ〉のゆくえ』において「〈男らしさ〉へのこだわり」を、優越志向、権力志向、所有志向の3つに分類しました*1。
リーダーになることは、まさしく優越や権力への志向に結びついています。
しかしながら、現代日本において、優越や権力への志向を明確に持っている男性はむしろ少数派でしょう。「リーダーなんてやりたくない」と感じている男性も少なくないと思います。
それでも、誰しも人生のうちに何度かは、リーダー役割を引き受けなければならない機会がやってくるのではないでしょうか。
学校行事や部活動において、イヤイヤながら委員長や部長といった役割を押しつけられた経験がある人もいると思います。
職場において、正社員、契約社員、派遣社員といった雇用形態に基づく分担や権力関係によって、リーダーの立場に立たされることもあるでしょう。
あくまで出世や、給与を得る手段として、管理職などの役職を志望している(あるいはすでに就任している)人もいるかもしれません。
必ずしも能動的にリーダーを志望しなくても、周囲の環境に促されたり、あるいは目的を実現する手段として、受動的にリーダー役割を引き受けさせられる場面があるはずです。
リーダーのあり方も多様化しています。カリスマ性を発揮し、みんなをグイグイ引っ張っていくだけがリーダーではありません。メンバーに奉仕することを重視する「サーバント・リーダーシップ」*2のように、従来のトップダウン型とは異なるリーダーのあり方が注目されています。
リーダーであることと“男らしさ”が結びついているという発想は、もはや過去のものなのかもしれません。
リーダーのあり方も、働き方も、また男性に求められる男性像も多様化する中、私たちはリーダーシップというものをどのように捉え、どのように向き合っていくべきなのでしょうか。
7月のうちゅうリブのタイトルは「リーダーになりたい?」です。
リーダーシップというテーマについて、みんなで語り合いたいと思います。
- あなたはリーダーになりたいですか?それとも、なりたくないですか?
- リーダーのやりがいとは、どのようなものでしょうか?
- リーダーをやってみて、嬉しかった経験や、苦しかった経験はありますか?
- やりたくないのにやらされた経験はありますか?
- やらないことに負い目を感じますか?
- どんな人物がリーダーにふさわしいと思いますか?
- リーダーになるために必要な能力とは何でしょうか?
などなど、リーダーにまつわるあなたの経験や思いを、ざっくばらんに語ってみましょう!
*1:伊藤公雄『〈男らしさ〉のゆくえ —男性文化の文化社会学』新曜社,1993
*2:ロバート・K・グリーンリーフ著 金井真弓訳 金井壽宏監訳『サーバントリーダーシップ』英治出版, 2008。サーバント servant は、奉仕者、使用人の意。まず相手に奉仕し、そのうえで導くというリーダーのあり方。